数十年ぶりにIT系の国家資格にチャレンジ!!
合格体験をご紹介します。
ITパスポート試験の取得体験
今回、学習方法としては、会社お勧めのe-Learning+テキストで学習しました。
使ったテキストは、「栢木先生のITパスポート教室」です。
過去問も、会社お勧めのe-Learningで過去問題を6回実施しました。
会社お勧めだったので、補助費を使って無料で学習する事ができました。
使ったテキストも過去問題も、特にお勧めというわけでもありませんが、とりあえず合格できました。
取得しようと思った経緯
実は、「基本情報技術者」の資格を持っています。
私が取得した時には、「第二種情報処理技術者」と言う名称でした・・・。
「ITパスポート試験」は、「基本情報技術者試験」より下位レベルの試験として位置づけられていますが、私が「第二種情報処理技術者」に合格したのは、30年以上前の事なので、シニアがITの仕事を続けていく上で、初心に戻って学習するモチベーションとして受験しました。
試験日が多いのに、満席
試験内容の確認に合わせて、地元での試験会場や試験日を調べてみると、地元の試験会場では、毎月数回の試験が実施されていましたが、2ヶ月先まで、満席でした。
受験予定の方は、先に試験日を確認した方が良いですよ。
私の場合は、3ヶ月あれば何とかなるだろうと思い、3か月後の試験日を予約しました。
ひさしぶりにコンピュータの基礎知識を学んで
最初は、数十年ぶりに、コンピュータの基礎として、「コンピュータの5大装置」や、「主記憶装置と補助記憶装置」などと言った文章を読みながら、”あー、昔もやったなー”と、昔を懐かしみながら学習しました。
試験範囲が広いんです。
「ITパスポート試験」の試験範囲は、大きく三つあります。
- ストラテジ系(経営・問題解決技法など)
- マネジメント系(システム開発運用など)
- テクノロジ系(IT関連など)
私の場合は、長年IT業界で仕事をしてきたので、「マネジメント系」と「テクノロジ系」は、基本知識はあるのですが、「ストラテジ系」の内容を覚えるのに苦労しました。
歳をとると、新しい事を覚えるのは、結構大変なんです。
テキスト1冊を読破し、過去問題にチャレンジ
週末だけの学習だと、なかなか進まずに、テキスト1冊を学習し終わるのに、2ヶ月かかりました。
残り、試験までの1カ月で、過去問題を学習サイトで6回実施しました。
試験主催のIPAでは、過去問題を公開しているし、疑似体験用ソフトウェアも公開しているので、試験前には、一度試しておくと良いですよ。
過去問の学習サイトでは、8割から9割の正解率でしたが、本番では・・・。
試験会場は、しょぼかった・・・
試験当日、地元の試験会場の受付前には、10人位の人が待機していました。
この会場が古びた小さな部屋で、こんなところで国家試験が行われるの・・・と、少しがっかりしました。
試験を受ける部屋は別になっていましたが、こちらも古びた小さな部屋にDIY感たっぷりの間仕切りで仕切られた十数台のデスクの上にパソコンが設置されていました。
試験を受けている最中は、さほど難しくないなと思いながら回答していましたが、結果は、総合評価点705点、三つの分野全て600点以上だったので、合格できただろうな・・・と、ほっとしましたが、どこをそんなに間違えたんだろうと思いながら、帰宅しました。
まとめ
今回、数十年ぶりにIT系国家資格を受験しましたが、ITの基礎を思い返せて良かったと思っています。
今後、受験を考えている方にアドバイスできるとすれば・・・
- 最初に受験日を決めて、学習スケジュールを決める。
- IPAの疑似体験ソフトウェアは、本番に備えて試しておくと良い。
- 計算問題は、とばして最後に考える。(計算問題は解けなくても合格できます。)
受験を予定されている方は、がんばって下さい。