ちょっと気になる「ゴルフコンディショニングスペシャリスト」

資格

科学的に「楽しく安全にゴルフのパフォーマンスを上げる」プログラムをご紹介します。

ゴルフコンディショニングスペシャリストとは

どんな資格

ゴルフのパフォーマンスアップに必要なスキルはもちろん、傷害予防をしながらゴルフを楽しむためのコンディショニングができるスキルを証明するものです。

安全かつ楽しくゴルフのパフォーマンスを上げられるように、科学的アプローチをベースに作られたプログラムです。

どこの協会の資格?

NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定する資格です。

NESTAとは?

アメリカ・カリフォルニアに本拠地を置くパーソナルフィットネストレーナーの資格認定団体です。

1992年からトレーナーとフィットネスに関わる人材育成を行い、約6万5千人のメンバーと約7万人のトレーナーを全米で育成し、現在では世界80ヵ国でNESTAの資格を持った人たちが活躍しています。

日本支部の「NESTA JAPAN」は、2007年から活動を開始し、フィットネスクラブの教育プログラムの開発も行っています。

どんな人が受講しているの?

ゴルフの指導に関わっている方だけでなく、部活指導者、子供の運動指導者、ゴルフ愛好家にもお勧めです。

ゴルフクラブさえ握ったことの無い、パーソナルトレーナーの方も「お客様のゴルフに関する悩みを解決したい」と受講されたそうです。

理学療法士や整体師の方にも、お客様の悩みを解決する話題や治療の糸口にもなりそうですよね。

講習会での4大スキル

ゴルフコンディショニングを知る

ゴルフは、誰もが生涯楽しめるスポーツです。
年齢、性別、体力レベルに関係なく、それぞれのゴルファーにコンディショニングが必要です。

「トレーニングプログラムを計画し実践する」「けがや障害のリスクを最小化する」ことは、高齢者も含めて、あらゆるゴルファーが対象です。

けがや障害リスクへの対応を学べる

ゴルフは片側で同じ動作を繰り返すという特性から、筋力や柔軟性のアンバランスが生じやすく、知らないうちに身体全体に不均衡を生じさせています。

「傷害の危険因子」「症状や予防に大切な姿勢」「ウオームアップ」「クールダウン」について学ぶことができます。

メンタルの重要を理解してパフォーマンスを最大化

ゴルフでは、心理面を整えることの重要性とその方法を理解し、エクササイズなどの運動生理学の基礎について学べます。

お客様や自分自身に向けたプラン立案力を養成

お客様や自分自身を科学的に正しく評価する為に、心肺持久力・筋力・敏捷性・バランス能力などの「フィジカルフィットネス」や心臓血管系、骨格筋といった評価指標を学べます。

受講と試験

二日間の講習で、受講料は63,000円です。
やはり、それなりの値段ですが、今後の「ゴルフスコアの為」「お客様の悩み解決に役立つ」と思えば、それほど高くありませんね。

  • 二日間の受講では、下記について学びます。
    1. ゴルフコンディショニング
    2. 身体操作能力
    3. 外部の情報処理能力
    4. 心臓血管能力
    5. ゴルフにおける傷害
    6. パフォーマンス
    7. レッスンプラン
    8. ゴルフとビジネス
  • 試験は、問題用紙を持ち帰り1週間以内に返送し、合格すれば資格認定となります。

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まとめ

ゴルフの上達には色々な方法があると思いますが、感覚に頼った練習では限界があります。

新たな視点、「科学に裏付けられたゴルフ」を学んでみませんか。