ちょっと気になる「バリスタ」

資格

ご存じのとおり「バリスタ」は、おいしいコーヒーを淹れてくれる職業の方です。
ネーミングがかっこいいですよね。
ここでは、「バリスタ」についてご紹介します。

バリスタとは

もともとは、イタリアの軽食喫茶店や酒場のカウンターに立ち、お客様からの注文を受けてエスプレッソやコーヒーを淹れる職業の方を「バリスタ」と呼びます。

イタリア語なんです。

「バリスタ」は資格が必要なの?

「バリスタ」は、特別な資格が必要と言う職業ではありません。

しかし最近では、知識や技術を身に着ける為、自らのスキルを客観的に把握する為に、バリスタに関する資格を目指す人もいます。

自らの技術を、お客様に信頼して頂く為の道具として資格を取られる人もいるようです。

バリスタの資格にはどんな種類があるの?

「バリスタ」に関する資格は、次の3種類が有名です。

  • JBAバリスタライセンス(一般社団法人日本バリスタ協会)
  • コーヒーマイスター(一般社団法人日本ルペシャルティコーヒー協会)
  • コーヒーインストラクター検定(全日本コーヒー商工組合連合会)

JBAバリスタライセンス

どこが認定する資格なの?

一般社団法人日本バリスタ協会」が認定する資格です。

資格の種類

JBAバリスタライセンスには、「JBAバリスタ レベル1」「JBAバリスタ レベル2」「JBAバリスタ レベル3」の3種類があり、別に「JBAインストラクターライセンス」と言うスクール講師のためのライセンスもあります。

レベル1から順に、各レベル毎のスクールを受講した人だけが、レベル毎の試験を受ける事ができます。

試験内容

どのレベルでも、筆記と実技の総合点で合否が決定されます。

有効期限

資格の有効期限は3年間です。
3年後には、更新手続きをすることで、新認定書や新ライセンスカードが発行されます。

コーヒーマイスター

どこが認定する資格なの?

一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会」が認定する資格です。

資格の種類

「コーヒーマイスター」と「アドバンスド・コーヒーマイスター」の2種類があります。

試験の内容

コーヒーマイスター養成講座を修了し、認定試験に合格すると「コーヒーマイスター」として認定されます。

有効期限

資格の有効期限は3年間です。
3年ごとに資格更新手続きが必要です。

コーヒーインストラクター検定

どこが認定する資格なの?

全日本コーヒー商工組合連合会」が認定する資格です。

資格の種類

「コーヒーインストラクター3級」「コーヒーインストラクター2級」「コーヒーインストラクター1級」の3種類と「コーヒー鑑定士」があります。

試験の内容

3級は、3級学科講習会を受講し修了すれば、「コーヒーインストラクター3級」として認定されます。

2級は、コーヒーの知識と鑑定技術、対面販売に関する基礎的な知識、鑑定技術などが求められ、試験で70点以上を取得する必要があります。

1級は、高度で専門的なコーヒーの知識と鑑定技術、コーヒー製造業者に求められる、プロとして必要な専門知識と鑑定技術が求められ、筆記と実技の2教科とも80点以上を取得する必要があります。

まとめ

バリスタにも継続認定が必要と言うのには少し驚きです。
やっぱりバリスタは、職人の技を身に着けている人たちなんですね。

ご近所で、バリスタの居るお店を探してみませんか。