こんにちは、Jニコルです。
ここでは、私がAccess VBA スタンダードを取得した実体験をご紹介します。
勉強方法や感想、勉強のポイントなどをご紹介しますので、これから資格取得を考えられている人の参考になれば嬉しいです。
購入したテキスト
昔、Accessは少しだけ使った事はありましたが、専門的にやったことは無いし、ましてや誰かに教わった事もないので、とりあえず学習用にテキストを探しましたが、すこしでも試験のポイントが絞り込まれていると思われる？テキストが良いと思い、オデッセイコミュニケーションズから発行されているVBAエキスパート公式テキスト「Access VBA ベーシック」「Access VBA スタンダード」の2冊を購入しました。
あまり自信がないので、ベーシックも購入しました。
まずは、模擬問題にトライ！！ 7割弱
まずは、「Access VBA ベーシック」に添付されているオンライン模擬問題にトライ！
結果は、7割弱・・・。 ん・・・忘れてますね。
現実に目を向けて、ささっとテキスト内容を読み通した後の再トライでは、すぐに9割超え。
ベーシックの問題は割と覚えやすいです。
ここで私は、なんの根拠もなくベーシックは大丈夫！！と確信し、スタンダードだけ受験する事にしました。
VBAコードを覚える
VBAエキスパート公式テキスト「Access VBA スタンダード」を最初から最後まで一通り読みながら、ポイントを整理していきました。
私が整理した一覧は下記のような場合のVBAコードを一覧表にしました。
- カレントDBへの接続
- カレントDB以外への接続
- レコードセット作成 方法１
- レコードセット作成 方法２
- カーソルの場所
- カーソルタイプ
- レコードを探す
- Nullを探す
- エクセルシートからレコードセットを作成
- テーブル作成
- クエリー作成
- クエリーを作成して実行
- クエリーからレコードセットを作成
- Like検索の指定方法
- ConnectionStringでのData Source指定方法
- Applicationオブジェクトでのダイアログ表示
- DoCmdの使い方
- ADOでのレコードセット作成方法
テキスト付属のオンライン模擬問題も5回から6回やり全問正解できるようになっていました。
模擬問題で100点でも不合格
勉強を始めてから約３週間後、模擬問題では全問正解できてるし、大丈夫だろうと思いながら試験を受けましたが、結果は不合格！！・・・残念！
7割弱の正解率でした。
あと3問ぐらい正解していれば・・・。
試験会場では、その場で画面に合否が表示され、試験官にも見られるので少し恥ずかしかったです。
不合格になった原因
テキスト付属の模擬問題と似た問題もでますが、「あれっ？そこの引数の穴埋めなの？・・・模擬問題では、メソッドの穴埋めだったけど」とか「こんな問題、模擬問題になかったなー」とか思う問題が3割以上出題されていました。
当然、購入したテキストの中には記載されている内容なのですが、模擬問題には無くて、覚えていない内容でした。
私の時には、購入したテキスト内の「memo」に記載されている内容からも出題されていましたので、受験する人は、「memo」記載内容は要チェックですよ！！
2回目の試験に向けて対策
自分なりに原因を分析して、ADOとDAOの使い分けとファイル操作に関する部分の理解不足と推測し、この2点を重点的に再確認しました。
ADOとDAOそれぞれで、下記の記載方法を一覧にして確認しました。
- データベース接続
- レコードセット作成
- レコード更新
- レコード追加
- レコード削除
- 並べ替え
- フィルター
ADOには、データベース接続やレコードセットの作成・更新・追加する方法が複数あるので、この辺も整理して覚えたほうが良いですよ。
ファイル操作では、ファイルコピーの際に、FileSystemObjectを使う場合とFileオブジェクトを使う場合の使い方の違いやフォルダー参照の際に、FileDialogオブジェクトを使う場合とShell.Applicationオブジェクトを使う場合の使い方の違いも整理して覚えたほうが良いです。
不合格から1か月後に合格
整理した一覧表を見直しつつ、1日1回は模擬問題にトライし、不合格から1か月後に再受験をして、9割以上の得点で合格出来ました。
満点のつもりだったのですが、どこを間違ったのかな・・・？
Access VBA スタンダードでは、Access VBA ベーシックの問題と重複する問題もあり、基本問題すぎて「なんだっけ？」とならないように、可能なら「Access VBA ベーシック」「Access VBA スタンダード」の2冊を購入し勉強したほうが良いと思いますよ。
VBAエキスパートの称号「VBAエキスパート スタンダードクラウン」を目指そう！！
・「Access VBA スタンダードの合格体験記」
・「Excel VBA スタンダードの合格体験記」
・「VBA エキスパート スタンダードクラウンを取得しました」
